カルマ

[ karmaḥ ]

業(ごう)

カルマ(karma)は、行いを意味する言葉だ。行いは、選択から始まる。「するか、しないか、別の方法をするか」という自由意志を使った選択から始まる。

自由意志を使った選択が、ダルマ(調和・秩序)に沿った行いであればプンニャ(徳)がたまり、ダルマに反する行いであればパーパ(不調和)がたまる。プンニャがたまることにより、快適な結果がベストなタイミングで実り、パーパがたまることにより、不快な結果が実るとされる。

行いは結果を生み出す原因となる。結果があるということは原因があり、原因があるということは必ず結果に繋がる。

行いは、思考・言葉・行動の三つのレベルで行われ、どれも結果に必ず繋がる。ダルマを選ぶ行いは、人間にとってすべき行いだ。アヒムサー(非暴力・不殺生)や、貢献、祈り、思いやり、清浄などが、ダルマな行いで、「すべきことをして、すべきでないことはしない。」というのが人間としての強さとされる。

ダルマを選び、行いをするためには、人間としての成熟がなければ選ぶことができない。嫉妬、妄想、傲慢、不安、不満などにより、ダルマを選ぶことよりも、私利私欲を選んでしまう。アルタ・カーマ(安全・安心)を得るためにアダルマ(不調和)を選んでしまうことは、人間としての成熟途中や心の弱さや無知によるものだ。

カルマは意志を使った行いで、怒りや悲しみなどは反射なので、避けることができず、カルマではない。怒りからの行動は、自由意志を使ったカルマになるので、行動を選ぶことができる。怒りが起きた後に、その場から離れるか、物に当たるか、反抗して攻撃するか、など選ぶことはできる。ヨーガの練習は感情に自分の主導権を奪われないようにする実践だ。

成熟したヨーギーはダルマを選ぶことが幸せになり、自然にダルマを選んだ行いをすることができる。ダルマを自然に選べるように、自分を統括して自分自身のマネージャーになることがヨーガの練習だ。

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カルマがテーマの物語

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#カルマ #ダルマ

「ダルマを守るものは、
ダルマに守られる。」

業協同組合

業 協平 (ごう・きょうへい)