外面・内面ともに清潔にすることがシャウチャだ。外面の清潔は、家や職場の清潔や整頓、身体を綺麗に保つことが挙げられる。ヴェーダの文化では、寺院にお参りにいくときは、できるだけ身体を洗い清めてから行く。しかし、身体を洗う時間がないときは、足や手や口を洗って中に入る。
神聖な行いをするときは、必ず身を清める。ヴェーダを学ぶものにとっては日々の行いを捧げるこの世界が寺院であり、この身体も寺院である。したがって、この身体を清浄に保ち、行いをする。そのマインドが内側の清浄に繋がる。
内側を清めるためには、呼吸法や瞑想も挙げられる。そして、大切なのが祈りだ。祈りは、内側を清めるための行いである。とあるインドの僧侶(スワミ)は身体のシャワーを毎日浴びるように、内側のシャワー、つまりメンタルシャワーも毎日浴びなさいと言った。メンタルシャワーとは瞑想と祈りのことであった。
瞑想や祈りを取り入れることで、リラックスが生まれ、感謝が生まれ、大きな存在に委ねる安心感が生まれる。リラックスや感謝がなく、心の中がいつも雑然としていれば、不安や不満に支配されてしまうかもしれない。さらに、何が本心なのかわからなくなったりするだろう。雑然とした心は物事を複雑にしてしまう。一方、スペースがある整った状態の心はシンプルに考えることができる。
良い人間関係や、健康な精神状態を保ち、スピリチュアルな修練をしていく上でシャウチャは欠かせないものである。